Javaのスプラッシュ表示方法
2014年6月7日 - 未分類
itpManagerは、Javaで書かれています。OSを問わずに動作します。アプリを起動する時に表示されるスプラッシュ画面の表示で意外に手間取ったので方法を書いておきます。Javaプログラマーの方は、参考にしてみてください。
Mac版
Mac版では、MacOS アプリケーション・バンドルとしてエクスポートすれば、Mac用のアプリになります。このMac用アプリで、スプラッシュ表示(アプリケーション起動時に画像を表示)で少し手間取ったので、設定方法をまとめておきます。
手順 1)Eclipsなどで、ファイル>エクスポート(File>Export) で、その他>Mac OSX アプリケーション・バンドルを選択。
2)JVMバージョンを1.6に設定する。1.6以下ではsplashはサポートされていません。 3)完了を押す
4)コンソールを開いて、itpManager.appのホルダーに入る。
5)imagesホルダーを作成して、splash.png(スプラッシュ画面のファイル)をコピーする。
6)Contentsのホルダーに入り、Info.plistを編集する。Xcodeで編集できる。 Javaの直下に、SplashFileというKeyを作り、$APPPACKAGE/images/splash.png の値を設定する。 7)itpManager.appを起動すると、スプラッシュ画面が表示されて、itpManagerが起動する。
Win版
コンソールからの起動は、 > javaw -splash:images¥splash.png itpManager.jar です。このスクリプトをバットファイルにしてもアイコンが付かないので、アプリケーションを作成します。 JavaアプリケーションをWinアプリケーションから実行 を参考にして、Windowsアプリを作成します。
// 新しい子プロセスを生成してJAVA を実行する args[0] = "javaw.exe"; args[1] = "-jar"; args[2] = command; args[3] = NULL; // 子プロセスと並行して親プロセスを実行する iRet = _spawnvp(_P_NOWAIT, "javaw.exe", args);
の部分を、以下に変更します。
// 新しい子プロセスを生成してJAVA を実行する args[0] = "javaw.exe"; args[1] = "-splash:splash.png"; args[2] = "-jar"; args[3] = command; args[4] = NULL; // 子プロセスと並行して親プロセスを実行する iRet = _spawnvp(_P_NOWAIT, "javaw.exe", args);
splash.pngをexeと同じ場所に置きます。 アプリケーションの実行ファイルとして出力されるので、アイコンも設定できます。