水耕方式の違いによる生育

2015年11月28日 - 未分類

最近、安価なLEDプランターが発売されていますが、その殆どが湛水型栽培方式です。湛水型栽培方式は、構造が簡単なので安価に作れる利点がありますが、水耕栽培方式としては優れてはいません。日本土壌学会編,”養液土耕と培地管理”,博友社,2005,pp.12-13に、NTF、湛水型方式、湛水無通気式、毛管式の4つで栽培実験をして生育を比較しています。

IMG (1)

 

その結果が、次のグラフです。毛管式が最も生育が悪く、次いで、湛水無通気式、湛水式の順で生育が悪くなっています。

IMG (2)植物の根には、酸素が必要なので、養液にどっぷりと根が浸かっている方式では生育が悪くなるばかりか、根腐れが起こってきます。また、頻繁に養液を交換しないと、養液そのものが腐敗してきます。

アイティプランターは、NTFに近い、Ebb&Flow式なので、根腐れも少なくよく育ちます。

 

 

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