物質不滅、貴方が生きているエネルギーは?
2015年5月4日 - 未分類
私達は、毎日、食事をしてエネルギーを得て活動しています。では、そのエネルギーはどこから来ているのでしょうか? 肉を食べて得るネルギーは、その肉になる前に動物たちが食べていた植物です。その植物は、光合成で育ったでしょう。植物のエネルギーの全ては太陽光です。食物連鎖の頂点に立つ人類には、あまり気が付かないことなのかもしれませんが、人間の活動エネルギーのほとんどは太陽エネルギーなのです。太陽エネルギーの他には、地球の地熱エネルギーがありますが相対的には僅かです。
ということは、人間は太陽エネルギーで活動しているということです。食事をして、食物を消化しますが、原子レベルでは、どの原子も変化しません。分子レベルで、組み合わせが変わるだけです。原子の組み合わせが変化して分子が変化するときには、必ず、エネルギーの出入りが発生します。
人間は、このエネルギーを取り入れて活動しています。栄養分といいいながら、原子レベルでは、エネルギーは安定していますから、人間が活動できるものは得られません。分子レベルの、タンパク質とか糖類とかを分解する時に発生するエネルギーで生きているのに過ぎません。
何も減らないし、何も増えません。太陽のエネルギーだけが消費されるだけです。不増不減、諸行無常、色即是空、ということです。太陽を神とした古代文明は、このことを分かったいたのか、誰かに、教えてもらったのか? 仏教は、分かっていたようですね。
元素記号表にある物質は、ロケットで地球外に出さない限り、地球上では不増不減なのです。人間の体も、地球上の物質を借りているだけなのです。最終的には、全ての借りは返して、あの世にいく運命です。
でも、自分たちは太陽エネルギーで生きている動物だということを認識していたほうがいいと思います。