ファームウエアの変更箇所
2013年12月31日 - 実験装置
itpOS2.11の変更箇所
- 積分温度と積分輝度の保持と表示
- ポンプ動作時間の設定は、65535秒(18.2時間)まで入力
- 夜間モード切り替えの変更
- ポンプの常時動作切り替え
- 温度と照度の時間ごとの記録の読出
- 栽培プログラムの最大設定数6を24に変更
追加または変更されたコマンド
D
積分温度と積分輝度の値を表示する/積分温度と積分輝度の値を0にする
integTemp 1時間ごとの温度の積算値
integIllum 1時間ごとの輝度の積算値
E
ポンプ動作前後で静電容量センサーの値が変化した回数、しなかった回数を表示。テスト用です。
U
ポンプ動作時間の設定は、65535秒(18.2時間)まで入力できます。
y
(変更前)夜間モード切り替え
(変更後)ライトの点灯、消灯の切り替え
栽培プログラム設定時にも、点灯と消灯が切り替わります。
フロントSWを長押ししても点灯と消灯が切り替わります。再びフロントSWを長押しすると元に戻ります。
u
ポンプの常時動作切り替え。ONの時には、栽培プログラムのポンプスケジュールは無視されます。NFT栽培の時に利用します。ポンプを常時動作させると、ポンプの寿命1万時間は、1年ほどで尽きてしまいます。
e
温度と照度の時間ごとの記録の読出し。
e0 とすると、0時の温度と輝度の記録がレポートされます。
e23とすると、23時の温度と輝度の記録がレポートされます。
このコマンドの実行時間よりも先の時間は、前日の時刻の値になります。
電源が切れるとリセットされます。
W
Set Wn,Start,Cont /Report Wn
ランプのスケジュールの設定、確認をします。
X
Set Xn,Start /Report Xn
ポンプのスケジュールの設定、確認をします。
Y
Set Yn,Start,Duty /Report Yn
デュティのスケジュールの設定、確認をします。
削除されたコマンド
i,j,k,lの使わないコマンドを削除しました。k,lはW、X、Yに変更されました。コマンド数を減らさないとPICの動作が不安定になるためです。
栽培プログラムでは、ライト、ポンプ等の設定項目が最大6から最大24に増えています。例えば、徐々に明るくなって、徐々に暗くなるなど、より細やかな栽培条件の設定が可能になっています。