Repetier-Server
2021年1月29日 - 未分類
ネット経由で3Dプリンターに印刷データを送って、印刷できれば便利です。OctPtintが有名ですが、1台のプリンターにしか対応していません。
複数のプリンターを制御するには、Repetier-Serverを使います。Raspberry Piのイメージがあるので、SDカードに焼き付けて起動します。この時、デフォルトではタッチパネルのUIが起動します。マウスは動きません。これでは、WiFiの設定もできない。マニュアルを良く見てみると、WiFiを設定するためには、ディスプレイを繋がずに起動するとあります。ディスプレィを繋がない状態では、APモードで起動して、repitier-serverという名のアクセスポイントが見えます。WiFiをそのAPに接続して、WiFIの設定をします。
具体的には、
http://10.10.10.1:3344
にアクセスしてブラウザから設定します。
設定後は、ディスプレィをつないで起動できます。WiFIもつながっています。
現在、ANYCUBIC Mega-SとTRONXY XY2-Pro、X5SAの3台の3Dプリンターを所有しています。Mega-Sは、騒がしく、印刷精度もそこそこで、比較的早く印刷できます。XY2-ProとX5SAは静かで高精度に印刷できます。また、X5SAは、330X330X400という大型造形物が印刷できます。機械の大きさも大きく、ヘッドがXY二方向に移動します。
RepeiterServerに、3つのプリンターの動作が表示されます。なぜか、X5SAは温度グラフが表示されません。
印刷する3Dデータ(gcode)は、機種ごとに分けて保存できます。間違えなくていいです。アイコンを自動作成してくれるので便利です。
印刷中は、ヘッドの移動を見ることができます。
ANYCUBICは、素直に動くのですが、TRONXYは、ファームウエアにバグがあるみたいで、印刷終了が検出されず、99.8%でプログレスバーが止まってしまいます。印刷は終了しているのですが、RepetierServerでは終了したことになっていません。Stopボタンを押すだけではだめで、非常停止ボタンを押すと、プリンターがリセットされて止まります。終了処理に問題があるみたいです。
RepiterServerはフリー版ではWebカメラが使えなくなっています。Webカメラは、別途、mjpg-streamerでも動かして、監視すると良いでしょう。
これで、3DプリンターにSDカードを抜き差しする手間がなくなり、気が向いた時に3D印刷できるようになりました。後は、3Dプリンターの印刷時の糸引き現象をなんとか軽減したいと思います。