苗のクール便配送

2017年7月26日 - 未分類

夏場、気温が35度以上になると、苗が高温で萎れてしまいます。40度以上になると、もはや回復不能な状態になります。なので、暑い期間は、クール便で苗を配送しています。しかし、最近、クール便で送ったにも関わらず、苗が萎れてしまっていた事件が起きました。 これが、お客様から送られてきた苗の写真です。届いた時は、苗の箱は冷えており、高温に晒された訳ではないようです。

7月23日16時に発送し、7月24日午前中に届いていますので、冷蔵庫に入っていた時間は20時間以内です。

どうすれば、こんなことになるのでしょうか? 冷蔵庫で実験してみます。

元気な苗を、パッキングして冷蔵庫に入れておきます。この実験は、7月25日10時に冷蔵庫に入れました。

翌日の7月26日15時に冷蔵庫から出してみると、苗は、全く元気です。

色も変わっていませんし、萎れてもいません。全く問題ない状態です。本来ならば、この状態でお客様に届くはずです。

7月27日15時の状態です。2日、冷蔵庫に入れっぱなしでも大丈夫です。

7月31日の状態です。冷蔵庫に入れて6日経過しています。まだまだ大丈夫そうです。

 

ここからは、推測になります。

1.クール便(冷蔵)で送ったのですが、何かの手違いで冷凍にされてしまった。

2.冷凍された苗が、冷蔵庫に入れられて解凍された。

冷凍庫は氷点下ですから、苗は凍ってしまって死んでしまいます。なので、ぺったんこにしなびた状態になったと考えられます。問題は、果たして、本当に、クール便で、冷蔵と冷凍を間違えるかどうかです。確かに1文字違いなので、間違える可能性はあります。配送業者は、間違えないために、どのような対策を取っているのか、聞いてみたいと思います。

 

8月9日の状態です。7月25日に冷蔵庫に入れたものです。もう、2週間経過しています。さすがに、バジルは枯れて、溶けていますが、ミツバは持ちこたえているようです。

溶けたバジルは、枯れて届いた時の状況と同じです。運送業者は、冷蔵と冷凍を間違えることは絶対にないって言っていますが、どうなんでしょうか。

Translate »