PiCam
2016年7月28日 - 未分類
USBカメラの速度が出ないので、Raspberry Pi3に直付けできるPiCamを使ってみました。PiCamの値段は、Raspberry Pi3の価格と同じくらいで、結構高く感じますが、小さくって、高速に動作するし、フォーカスや露出なども設定できるがいいところです。
Raspberry Pi3には、一つのPiCamしかつきません。Compute Moduleならば、2台のPiCamが使えるようです。(チャレンジしてますが、まだ、1台しか認識してくれません。)
とりあえず、1台のRaspberry Pi3には1台のPiCamは簡単に使えるようになるので、PiCamの画像をストリーミング配信してみました。
PiCamのストリーミング配信方法は、色々あるようですが、これでやってみました。
sudo apt-get install vlc
raspivid -o – -t 0 -hf -w 800 -h 400 -fps 24 | cvlc -vvv stream:///dev/stdin –sout ‘#standard{access=http,mux=ts,dst=:8160}’ :demux=h264
http://raspberrypi.local:8160/
ブラウザで見るのではなく、VLCなんかで見るんですね。
サクサクと動画が流れてきますね。しかしながら、現実状況とは2秒ほどの遅延があるようです。
mjpeg-streamerでPiCamを使う方法もありました。
cd mjpg-streamer-experimental
export LD_LIBRARY_PATH=.
./mjpg_streamer -o "output_http.so -w ./www" -i "input_raspicam.so"
こちらの方が遅延は少ないようです。
なお、 PiCamが動作しなくなることがあります。この場合、 GPUメモリーの割当量を増やすと動作するようになります。デフォルトでは、 128が割り当てられていますが、256に変更しましょう。