市販の低カリウムレタス
2016年5月23日 - 効果効能
市販の低カリウムレタスが入手できたので、カリウム濃度を測定してみました。測定条件は、ちょっと悪く、入手したその日に開封して、少し味見しました。5時間ほど車を乗り回して、夕方に冷蔵庫に入れました。ちょっと、しなっとしていました。
翌日、カリウム濃度を測定してみると、146mg/100gでした。あれ、低カリウムじゃないな。シナっとしているので、水分が抜けたのでしょうか。半分くらいの水分が抜けていたとすると、実際は73mg/100gくらいでしょうか。
そこで、40度のお湯(電気ポットのお湯と水道水を同量いれる)の中に入れて復活を待ちました。2,3時間後、パリッとした状態に戻っていたので、再測定しました。
再測定の結果は、67mg/100gでした。予想よりも、より低カリウムになっていました。40度のお湯に漬けたことで、より水分がレタスの中に入ったようですね。なので、正確なことはわかりませんが、少なくともメーカーが出している数値(100mg/100g)よりも少なくなっているようです。
ちなみに、低カリウムレタス(フリルアイス)の味は、確かに、苦味もエグみも少ないですが、水っぽい味で、レタスを食べているような気がしませんでした。しかし、ここまで苦味を抑えているというのは凄い栽培技術です。半導体工場の中で作っていることはありますね。
ちなみに、カリウムの測定は、HORIBA のコンパクト カリウムイオンメータ LAQUAtwin B-731を使っています。レタスの葉っぱは、乳鉢で擦り潰して、上澄み液をカリウムイオンメータに入れて測定しました。