Coderインストール

2015年1月6日 - 未分類

Raspberry Piで動作していた Google製のCoderをedisonでも動かしたい、と思って試行錯誤しました。動作するようになったので手順を紹介いたします。

Coderのインストール
予め、opkg install git bash sudo で必要なパッケージをインストールしておきましょう。

ユーザーのpiとcoderを作成します。

adduser pi adduser coder

piとcoderは、suでsuper userになれるように、/etc/suroresに登録しておきます。

coderアカウトでログインして、coderのソースコードを/home/coderにダウンロードします。

# git clone https://github.com/googlecreativelab/coder.git

coderというホルダーで展開されるので、coder-distに変更します。

# mv coder coder-dist

後は、INSTALLに書かれているとおりに、

# cd coder-apps

# ./install_common.sh ../coder-base

オプションと書かれていますが、以下をインストールしないとWiFiの設定ができません。

# ./install_pi.sh ../coder-base

# cd ../coder-app
# npm install

次に、Nodが使うスクリプトを用意します。coder-base直下のsudo_scriptsを参照するようです。sudo_scriptsは、coder-dist/raspbian-addons/home/coder/coder-dist/coder-base/sudo_scriptsにあります。シンボリックリンクを貼っておけばいいでしょう。

# cd ../coder-base

# ln -s ../raspbian-addons/home/coder/coder-dist/coder-base/sudo_scripts .

sudo_scriptsの中にwpa_cli* というスクリプトがあります。Raspberry Piとは、コマンドの場所が違っているので修正します。

wpa_cli_apscan
#!/bin/sh
#/sbin/wpa_cli ap_scan 2
/usr/sbin/wpa_cli ap_scan 2

edisonでは、/sbin ではなく、/usr/sbin になります。

# cd coder-base

config.jsの中にあるポート番号を以下のように変更します。Edisonでは、デフォルトで80番ポートがふさがっているので、他のポートにすればいいでしょう。

exports.listenPort = ‘8091’; //the SSL port things run on
exports.httpListenPort = ‘8090’; //this will all be redirected to SSL
exports.httpVisiblePort = ’84’; //forwarded http port the user sees
exports.httpsVisiblePort = ‘444’; //forwarded https port the user sees

# node server.js

これで、起動しています。
ブラウザで、  https://edison.local:8091 でアクセスします。

coder2

Passwdを入力してログインします。初回だけ、新しいパスワードを聞かれます。新しいパスワードには、大文字と数字が混じっていなければなりません。

coder3

ギアのアイコンをクリックすると、WiFi Setupがでてきます。

coder4

ここで、WiFiルータを選んで、SSIDを設定することができます。設定した後は、再起動します。

 

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