苗の貯蔵技術
2014年7月22日 - 栽培実験
クラウド・ガーデンでは、栽培用の水耕苗を販売しています。苗を販売するためには、種をまき、発芽させて、5cm以内に育てます。あまり大きくしすぎると輸送が困難になります。葉っぱ物なら、輸送途中で葉っぱが折れてしまいます。なので、そこそこいい大きさのままで置いておける貯蔵技術があると便利です。いろいろ試行錯誤していたら、次の蔵書を紹介していただきました。
ロイヤル・ハインズ著,”セル成型苗の貯蔵技術,” 農文協,1995。
この本は、残念ながら、滋賀県立図書館には蔵書されていませんでした。AMAZONで購入しました。3,086円するのですが、中身が薄いので、ここに内容をまとめておきます。
1)光を当てない低温貯蔵
0℃以上、15℃以下の暗所で貯蔵する。
2)低温、弱光下で貯蔵する
光量は270lux、温度は5℃から10℃ 弱光下で貯蔵したほうが長持ちする。
品種によって、最適な光量や温度が変化するようです。この本では、花類しか紹介されていませんでした。野菜苗やハーブ苗の貯蔵方法の参考書が欲しいところです。