ムシ退治

2016年3月12日 - 未分類

室内栽培でも植物にアブラムシやハダニがでることがあります。養液に窒素分が多いことが原因の一つです。おいしい野菜が好きなのは人間だけではありません。虫が出やすいと感じたら、肥料を普段の半分にしてみてください。虫は、他の、もっと美味しい植物の方に飛んで行くと思います。

しかし、植物にアブラムシがぎっしり付いてしまうと、虫退治が大変になります。最初のうちは、手で虫退治できますが、なかなか減らないと面倒になってきます。そんな時は、無理せず、農薬を使うのがいいです。

今回は、住友化学園芸 ベニカベジフルスプレーというものを使ってみました。AMAZONで498円でした。有効成分はクロチアニジンです。ネオニコチノイド系農薬の一つです。ネオニコ系農薬はニコチンと類似の化学構造をもつ神経毒性物質だそうです。ネオニコ系農薬は幅広い害虫に効果がある一方、哺乳類や鳥類、水生生物には毒性が低いとメーカーは説明し、家庭園芸用からシロアリ駆除剤、ペットのノミ取り、コバエなどの害虫駆除剤まで身の回りでも広く使われている。これは、よく効きます。

 

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噴霧した翌朝には、アブラムシと羽虫(アブラムシに羽が生えたやつ)の死骸がころがっていました。イチゴの葉っぱを顕微鏡で見ても、葉っぱにについていたハダニも死滅して動くものはいなくなっていました。とてもよく効くようです。カメムシやてんとう虫、ミツバチにも効くようです。ミツバチが死んでしまうので、EUでは農場での使用を禁止しています。

ハダニの写真

スプレーなので、使い方も簡単です。容量が少なそうなので、すぐになくなりそうです。よく効くので、大量に噴霧する必要はありません。ひと吹きで十分でしょう。

ついでに、養液の中に、住友化学園芸 ベストガード粒剤を一振り、入れてみました。こちらはAMAZONで700円です。ちょっと高いですが、長期間使えそうです。有効成分は、ニテンピラムです。ニテンピラム0166-01-20110523181628

  • アブラムシ類やアザミウマ(スリップス)、コナジラミなどの吸汁性害虫に高い効果を発揮します。
  • 長期間(約1~2カ月間)効果が持続します。
  • 効果の持続期間が長いので、害虫の防除薬として適しています。

住友化学園芸のホームページより

とのことなので、上手く行けば、アブラムシは根絶できるでしょう。ハダニにも効果があるでしょう。しばらく様子を見たいと思います。

全ての農薬に共通していますが、できれば農薬は使わないほうがいいです。

ネオニコ系農薬は人に摂取されると中枢神経系、自律神経系、骨格系に関連する多様な症状を引き起こす。脈の異常、指の震え、発熱、腹痛、頭痛、胸痛、短期の記憶障害も起きるとも言われているので、頻繁に使用はしないほうがいいでしょう。使用説明書をよく読んでお使いください。

 

 

 

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