NanoPi NEO Pluse2

2017年7月27日 - 未分類

RaspberryPiの小さい版みたいな、NanoPi NEO Pluse2を購入しました。日本では、まだ販売されていないようで、ちょっと、Webでの情報が少ないようなので、奮闘記を書きます。

 

1個$25で購入したnanoPi NEO pluse2の箱の中には、NanoPi本体とWiFiのアンテナが入っていました。RaspberryPi3よりも1,000円ほど安い感じです。説明書は、中国製品にありがちな、簡素なものでした。

SDカードにOSを書き込んで、イーサーネットにつないで192.168.1.230でログインするということでした。

OSイメージは、このアドレスから、以下をダウンロードします。

nanopi-neo-plus2_debian-nas-jessie_4.11.2_20170630.img.zip
nanopi-neo-plus2_ubuntu-core-xenial_4.11.2_20170630.img.zip
nanopi-neo-plus2_eflasher_4.11.2_20170630.img.zip

eflasherは、eMMC(内蔵メモリー)から起動するものです。

イーサーネットの線が近くになかったので、Debug用のUARTにつないで、RS232C経由でログインしました。接続方法は、配線図のようになります。5Vはつながなくてもいいです。5Vをつなぐと、この電圧で NanoPiが起動してしまいます。つないでから気がついて5Vラインだけ切断しました。配線は、いわゆる、クロス配線することがポイントです。USB-UART変換は、これを使いました。代表的なFTDIです

>screen /dev/cu.usbserial-FTF4SGRS 115200 -L

でログインできました。最初、

>sudo screen /dev/cu.usbserial-FTF4SGRS 115200 -L

としたら、いきなりPasswdと聞いてきて、何のパスワードか分からず、色々入れてみたけれどログインできませんでした。sudoしなければIDを聞いてきます。

rootならばパスワードはfa で入れます。piならパスワードはpiで入れます。

nanoPiのOSは、

nanopi-neo-plus2_debian-nas-jessie_4.x.y_YYYYMMDD.img.zip

を使いました。

初期設定では、hostnameはFriendlyElec.localです。

rootのパスワードはfa、piのパスワードはpiでした。

ログインして、最初にしたことは、 /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confと/etc/network/interface を設定することです。

$vi /etc/network/interface

auto lo
iface lo inet loopback
iface eth0 inet manual
auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

$vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

network={
ssid=”SSID”
psk=”PASSWD”
}

>ifup wlan0

とすれば、WiFiにつながります。上手く行かなければ、リブートすればつながります。WiFiにつながったら、apt-get update しておきます。

最初に入れるのは、

>apt-get install netatalk appache2 less

でした。

>npi-config

raspberryPiでいうraspi-configみたいなものですね。VSNや1-Wireがありませんね。そもそもXウィンドウが入っていません。GUIで使うには、色々、インストールが必要で面倒です。

apt-getでも、RaspberryPiほど多くのソフトウエアはインストールできないようです。ソースからコンパイルするのかな。

使い方としては、より使いやすいRaspberryPi3でしっかりソフト開発をして、実際に機材に搭載する時に、nanoPiに移植するといった感じでしょうか。小さいし、結構早いし、いいんじゃないかと思います。

UART

nanopi NEO plus2はUARTが3つ使えます。UART0は、デバッグポートで、前述のUSB-UART変換をつなげば、パソコンからシリアルでログインできます。UART1とUART2は、GPIOにあります。UART1にO2センサーを接続してみました。RaspberryPiなのでは、/dev/ttyAMM0とかになりますが、nanopi NEO Plus2では、/dev/ttyS1がUART1に対応していました。

なお、npi-configで、serial1はenableにしておきます。デフォルトではenableでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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