アイティプランターで水耕栽培
虫

アイティプランターの生態系

2014年7月21日 - 未分類

アイティプランターは、非常に規則正しく、点灯、消灯、水やりを繰返します。規則正しい所には、生態系が発達します。アイティプランターの取扱説明書には、水切れの赤LEDが点滅したら、残りの養液を捨てて、養液タンクを洗浄して、新しい養液に入れ替えることを推奨しています。しかし、中には、水や養液を継ぎ足していることがあると思います。しかし、このレポートを見たら、やっぱり、ちゃんと洗って、養液を入れ替えようって思うことでしょう。

事の起こりは、エランというイチゴの苗に虫が付いている、というご連絡を頂いたことです。2mmほどの糸のような虫が付いているとご連絡いただきました。初めてのことなので、ネットで調べたら、イチゴに取り付く線虫ではないかと思われました。イチゴを栽培しているアイティプランターの苗トレイをじっくり見ていると、確かに、極、小さな糸くずのような虫が動いているのが確認されました。目でははっきりと見えないので、AMAZONで顕微鏡を買いました

顕微鏡

 

 

1,922円という値段でありながら、LEDライトも付いている優れ物です。60倍の倍率があります。

スポイトで、アイティプランターの苗トレイの残り水の中にいた線虫らしき虫を吸い取って、ティッシュペーパーの上に吐き出して、虫を顕微鏡で観察しました。また、iPhoneのカメラのレンズを顕微鏡の覗き穴にくっつけて写真撮影をしました。

虫

 

虫

顕微鏡で見えたのは、ネットにある写真の線虫とは似ていませんでした。しかし、線虫と思い込んでいたために、線虫の専門家に聞いてみようって考えました。ネットで調べた所、佐賀大学の先生が、日本では数少ない線虫の専門家ということでした。早速、メールで問い合わせた所、すぐに返事が頂けました。ありがたいことです。

「これは線虫ではありません」と書いてありました。ユスリカなどの幼虫のようなので、昆虫学の専門家に聞いてみなさいってことでした。また、特に、植物に被害を及ぼすようなものではないとも書かれていました。線虫には、口や頭部がなく、また体節もないそうです。

現在、琵琶湖博物館にメールして、これが何かを問い合わせているところです。琵琶湖博物館からの返事は、まだありません。詳細が判明し次第、追加報告を致します。

8月1日に、琵琶湖博物館学芸員の方から返事を頂きました。
「線虫ではなく、ユスリカの仲間のものと思われます。この幼虫はイチゴには害はなく、水耕栽培での水の中の藻類などを摂食していると思います。駆除方法は薬品を使わないとすれば、家庭用では困難かも知れませんが、親のユスリカが飛来しないような対策が必要だと思います。」

とのことでした。

なお、この幼虫が見つかったのは、イチゴ苗を栽培しているアイティプランターだけで、他の植物を栽培しているアイティプランターでは見つかっていません。これも、また、謎の一つです。

ユスリカは、イチゴを好むようです。葉っぱの汁を吸いに来るようです。コバエのような感じですね。同定方法は、幼虫を見つけたら、別の容器に移して飼い続けて、成虫になるのを待つことだそうです。

ユスリカの幼虫

ユスリカの幼虫

ユスリカの成虫

ユスリカの成虫

ユスリカは、コバエみたいな奴ですね。ノーマット等の殺虫剤でやっつけることができます。

ウィッキペディアによると、成虫の寿命は長くても1-2日ぐらいである。また、成虫は口器が無く消化器も退化して痕跡化しているので、一切餌を摂る事ができない。とあります。植物への害はなさそうです。

 

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