プランターの寿命

2014年1月27日 - 実験装置

ポンプの寿命

近年、LEDプランターは様々なメーカーから提供されるようになってきました。中には、エアーポンプで養液中に空気を送り込む方式のものも多くあります。エアーポンプは、通常、24時間連続で動作し続けます。静音ポンプでも小さな音がします。気になればなるほど、うるさく感じられます。また、ポンプのような可動部品には寿命があります。特に、エアーポンプのように、フランジと言われるゴム膜を駆動する方式のものは、フランジの寿命が先に尽きます。一般に、ゴムでできているフランジの寿命は6ヶ月程です。ポンプの寿命は1万時間が設計寿命です。連続で動かすと1年ちょっとで寿命になります。
アイティプランターもポンプを使っていますが、1日4分しか動作しません。1万時間に達するには17年かかります。( 10,000時間X60分/4分=150,000時間=6,250日=17.1年 )
栽培装置は長く使うものです。6ヶ月程度で部品の交換が必要では経費がかかりすぎます。栽培装置を選ぶ場合には、是非、どれだけ長い時間、使えるかも考慮して選択して下さい。安物を買うと余計なコストがかかって、結局は高い買い物になってしまいます。

ポンプユニット

水耕栽培 ポンプユニット

しかし、いくら寿命が長くても、汚れやゴミがたまることがあります。時々、ポンプのメンテナンスをしてきれいにして使いましょう。

また、LED光源の品質も重要です。安価なLEDチップは品質のばらつきが大きく、1年も経過しない内に暗くなってくることがあります。LED交換はコストがかかるので、廃棄することになります。アイティプランターのLEDチップは、高信頼でハイスペックな日亜化学のハイグレード仕様の製品を使っているので安心です。少なくとも5年程度は、植物をどんどん育てることができます。

ファンの寿命

時々、虫除けと称して、カバーで植物を覆い囲むような栽培器もみかけます。カバーで植物を覆い囲むと、空気の循環が悪くなり、湿気がこもってしまします。植物の育ちも悪くなります。カバーで植物を覆い囲む場合には、換気ファンが必要になります。しかし、このファンもポンプと同様に、1万時間の連続動作で寿命が尽きてしまいます。1年ちょっとでファンも取り替えることになります。カバーで覆い囲んだとしても、ダニやアブラムシの幼虫のような、非常に小さな虫は、ちょっとした隙間のどこからでも入り込めます。カバーがあるために、手入れすることが面倒になり、逆に虫の繁殖を許すような結果になることもあります。

アイティプランターには、カバーは付いていません。いつでも、手で植物に触れることができます。植物は、風通しの良い所で育ててください。なお、オプションの専用カバーは、犬や猫などのペットのイタズラから植物を守るためのものです。ペットのイタズラに困ったときに取り付けてください。

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